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TORNADO GR.4 ZD716
No31Sq
RAF
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ヘルパから発売された英国空軍退役記念塗装シリーズ3種の内のひとつです。垂直尾翼を黒く塗り、飛行隊エンブレムを描いたパターンは2種が用意されましたがデザインが似ていたのでゴールドスターを選択しました。
ヘルパからリリースされた英国空軍退役記念塗装シリーズには3つのバリエーションがラインナップされました。そのうちの2つはデザインが似ていたので購入費用削減のためどちらかひとつに絞ることにし、悩んだ結果ゴールドスターズの機体を選びました。
購入を見送った機体には垂直尾翼にグリーンの蝙蝠マークを描いていました。今になってみればそちらの機体も魅力的ですが、予約を入れた時点ではこの黄色い大きな星を描いた機体が気に入っていたようです。
可変翼機は男のロマンですが、大人気のF-14トムキャットに比べると格好よく見える角度が探しにくいように感じます。その理由は尾翼が大きいからかもしれません。トムキャットのデザインがいかに洗練されていたかがよくわかります。
トムキャットの大きな違いはハードポイントの位置にあります。トーネードは可変翼の下にハードポイントが設けられており、角度が変わっても装備品の向きが変わらないようにする機構が必要になります。さすがにギミックを仕込むのは難しく、このモデルでは可変翼ギミック自体が省略されています。
トーネードは湾岸戦争をはじめ、厳しい条件の作戦に参加し戦果をあげています。当時みたビデオでは垂直尾翼に被害を受けながらも帰還したトーネードの姿が印象的でした。内部はハニカム構造となっていて外板が剥がれた状態でした。
この機会にかなり前に発売されていたドイツ空軍機のモデルを引っ張りだして並べてみました。バリエーションが揃ってくると他のカラーリングにも興味が出てきます。デザート迷彩とか探してみようかなと思います。
懐かしいモデルを引っ張り出してきましたが、一時期のヘルパモデルはキャノピー差し替えでオープン状態が再現できる仕様になっていました。小さなサイズなのでパーツを紛失・破損するリスクがあり、コストアップの要因にもなるので賛否両論ありましたが、今あらためて見るとプレイバリューがあって楽しめます。
可変翼機人気No.1のF-14トムキャットと並べてみました。比べてみると機体の大きさはかなり違うことがわかります。F-14は大量の空対空兵装を全て胴体下に吊り下げることができる、面積の広い胴体が特徴であることがわかります。
毎月のように新商品がリリースされる、ホビーマスターをはじめたとした1/72スケールのダイキャストモデルを眺めていると、1/200ファイター系は寂しい状況が続きます。それでも継続的に発売してくれるヘルパは本当に有難い存在ですね。それにしても早くSu-57のリリースを…。