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KC-46A

航空自衛隊

第405飛行隊

美保基地


INFLIGHT200

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No.330 KC-46A 14-3611 405sq Miho A/B JASDF by INFLIGHT200


INFLIGHT200からKC-767と同時にKC-46Aが発売されました。航空自衛隊でも導入準備中の機体が一足先に到着しました。

新編された第405飛行隊により運用予定の次期空中給油機KC-46A”ペガサス”。

航空自衛隊が導入を進めている空中輸送機KC-46AがINFLIGHTより発売されました。現時点ではアメリカで訓練を行っている段階で、機体はまだ配備されていませんがダイキャストモデルの方が先にリリースされました。


機体色は濃い目のグレーで塗装されていて、軍用機らしい設定となっています。一目見ただけではKC-767と同じように見えますが調べていくと全く別の機体であることがわかってきます。


KC-767(右)との比較です。双方ともにベースとなった機材はB737-200型なので大きさはほぼ同じです。Wikipediaの資料では主翼がやや大型化されていて、燃料タンクの容量も増加しているそうです。


KC-46AのシリアルナンバーはKC-767と同じ600番台で、611号機から始まります。新しいKC-46Aの方がより実戦に適した性能を有しており、アンテナやセンサー類など細かい部分で追加されていることがわかります。これはダイキャストモデルの製造コストにも影響してくることでしょう。


KC-46Aにはコックピット上部に、自らも空中給油を受けるための受油口が設けられており、作戦行動の時間延長を可能としています。


胴体背面に配置されたアンテナ類には数・形状ともに多くの違いがあり、徹底したリサーチとプロダクトへのこだわりを感じることができます。


フライングブームの形状や長さにも違いがあり、KC-46Aの方が長いことがわかります。形状だけでなく正確に給油口へと誘導するための3Dカメラシステムの導入など最新技術が導入されています。実配備前なので本モデルでも第405飛行隊の部隊マークはまだ入っていません。


KC-46Aでは戦闘を意識して改良されている、防御力が高いとされています。キャビンの下には燃料タンクが増設されており、装甲+不活性ガスの充填により被弾した際の防御性能を強化しています。


KC-46Aはこの時点ではまだ準備中です。機体の準備はできていますが隊員はアメリカで運用開始に向けて訓練を行っています。本機の導入にあたり第405飛行隊が新編され、鳥取県にある美保基地に配備されます。


KC-46Aのセールスポイントのひとつは機体サイズとの事。B767-200は中型の機体なので標準的な空港で離発着することができ、45m幅の滑走路で180度回転することができるそうです。


本製品には金属製のスタンドが付属します。エアライン系のダイキャストモデルは中身がギッシリと詰まった金属の塊なので文鎮のような重量感がありますが、その重さをしっかり受け止めてくれる安定感があります。


KC-46Aは米海軍が採用しているプローブ&ドローグ方式にも対応しているので、より多くの機種に対して給油を行うことができるようになります。航空自衛隊の装備では回転翼のためフライングブームでの給油ができないUH-60Jへの給油が可能となり、救難捜索範囲の拡張が期待できます。


給油を受ける側の機体が、適正位置を知るための位置誘導ガイドです。エースコンバットなどのゲームでも体験することができますが、空中で給油を受けるという行動は非常に繊細な操縦を求められます。


フライングブームは可動式で上下に動かすことができます。ただしクリック感はないので、自然と降りてきてしまうことがあります。息を止め、念を込めることで止めることはできますが保持力は高くありません。むしろ別パーツで提供した方がいいかもしれません。


配備される美保基地は第403飛行隊がC-2を運用していますが、KC-46Aの配備により輸送基地として注目を集めることになりそうです。位置的にも西日本側なので対応力強化にも効果的だと思います。


実機



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