1/200
A-10
Weapons Pack
herpa wings
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2018年1月に予約をしていた商品が3年4か月ぶりに手に入りました。1/200スケールでは初となる装備品のオプションパックです。
今回購入したのはA-10用に発売されたオプションの武装パーツセットです。それほど高い価格設定ではなかったので、保存用の予備を含めて2つ購入することにしました。装備品を拡張するオプションは1/200スケールでは初の試みとなります。
このウェポンパックを使うため、2018年2月に改造用の機体を用意していました。3年ぶりに陽の目を見たモデルがこちらです。
発売されたままの標準武装を確認してみると、対空ミサイルを装備しているものの対地装備品はなく、ハードポイントがたっぷりと空いています。武装セットの発売を視野に入れた仕様だったようです。
標準モデルはこんな感じですが、ハードポイントが多いのでそれほど寂しいという印象はありません。
兵装の内容は下記の通りです。 6×AGM-65 Maverick(ランナー2つ入り) 2×GBU-10 Paveway 2×MK-20 Rockeye 一部で余剰パーツが発生します。
塗装作業が苦手なので、成型色だけでいけるか…と悩みましたが、結局は塗装することにしました。さすがに成型色だけではチープ感が否めないというのがその理由です。
詳細な色指定や説明書は入っていないので、パッケージの内側に印刷されたイメージ画像で判断していかなければなりません。カラーリングのイメージや取り付け位置を考えながら作業を進めていきます。
全ての武装を機体に接着した状態です。翼下にびっしりと並んだ兵装類は確かに迫力があります。
下面から見た状態です。胴体にはあと二つハードポイントが残っており、増槽がついてくれば完璧だったと思います。
後付けの装備品を付けてみても、とくに違和感はありませんでした。完成品なので元々装備した状態で提供してくれたらいいのですが、メーカーとしたら別売りにすることで「コストダウン」と「追加売上」のダブルメリットになるでしょう。
実際には、これほどの搭載した状態で離陸することはできるのでしょうか…。もし不可能だとしてもA-10には武装たっぷりの状態が似合っています。
武装のフル装備は「ガリバー200シリーズ」の十八番ですが、確かにモデルとしての見栄えは最高です。
上からのアングルです。まさにフル武装で対地/対空の両任務に対応することができます。
武装と追加した場合にブリスターパックに収納することができるかどうか…が少し不安でした。しかし余計な心配で終わりました。ブリスターパックは翼下周辺は余裕をもったスペースとなっており、オプションパックの発売を想定した設計になっていました。
今回は実際に手を動かしてみて、塗装はもちろんですが接着作業もキツイものがありました。1/200スケールというのはパーツが極小なので、ルーペとピンセットを使っての作業が必須でした。
正面からのシルエットです。思ったよりもスマートな印象にとどまりました。
1/200ダイキャスト完成品モデルの価格が高いか安いか…は個人の価値観によりますが、今回実際の作業を行って見えてきたこともあります。久しぶりだったので作業は楽しかったものの、非常に精密な動作が必要でストレスもかかります。1個作るだけでも塗装から乾燥、接着までかなりの時間がかかりますから、量産と品質維持を両立するのは大変なことだなと思いました。1/200スケールは材料費よりも組立て作業の人件費が高そうだ…ということもわかりました。あわせて完成品モデルって本当に素晴らしいということを実感しました。